どんな家に住むかということは、住む人の健康と大きな関わりがあります。結露や湿気が多く、カビだらけの家では体調を崩し、アレルギーを発症する可能性があるため注意しなければなりません。
これから家を建てようと思っている方の中には、なるべく湿気や結露に悩みたくないと考えている方もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが、『ダブルビー工法』です。初めて聞く工法だという方も多いのではないでしょうか。
ダブルビー工法を採用すれば、夏は涼しく冬は暖かい住まいを実現できます。また、部屋で発生する嫌な匂いも気にならず、何より結露や湿気によるカビの発生を抑える効果が期待できる、とても魅力的な工法です。
そこで本記事では、ダブルビー工法について詳しく解説していきます。この記事を読めば、ダブルビー工法のことが分かるでしょう。
ダブルビー工法とは?
ダブルビー工法とは1999年(平成11年)に『通気断熱WB工法』という名前で特許を取得した技術で「ダブルブレス(W+Bless)=二重の通気層」という意味を持ちます。
高温多湿な日本では、木造住宅の気密性や断熱性をあまりにも重視しすぎると、木が傷んで腐食することがあります。かといって在来工法では冬の寒さに弱く、快適とは言い切れません。
そんな中で登場したのが新技術のダブルビー工法です。通気断熱工法と気密断熱工法の組み合わせによって、高気密高断熱性の住宅と、在来工法の住宅のいいところを両方持ち合わせています。
ダブルビー工法の特徴
ダブルビー工法の住宅は、壁の中に2つの通気層を設けることで、壁の内側と外側の温度差を和らげています。また、壁の中に形状記憶合金でできた自動で開閉する装置が設置されています。外が暖かいと通気口が開き、冷たい空気を感知すると、自動的に通気口が閉まります。
手動での開閉も可能なため、自分たちの快適な温度に調節もできます。これにより夏は涼しく、冬は暖かい家を実現することが可能です。
ダブルビー工法のメリット
ダブルビー工法のメリットをみていきましょう。メリットして挙げられるのは以下の3つです。
どれもとても魅力的なメリットです。一つずつ見ていきましょう。
ダブルビー工法の家は通気性が良く、カビや結露が発生しにくい
ダブルビー工法は、壁の中の通気層によって通気性の良さを実現しています。通気性が良いことで空気が滞留せず、結露やカビの発生を抑える効果が期待できます。
カビが発生すると、ハウスダストによるアレルギーの発症や家の劣化の進行を早めるというリスクがあるため、結露やカビの発生を抑えられるメリットは大きいでしょう。
結露やカビの掃除の手間が省けることもメリットのひとつです。
ダブルビー工法の家は断熱性・気密性が高い
気密断熱工法で建物の隙間をなくすことで、室内の温度を一定に保ちます。外気の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことが可能です。
また、エアコンを使う時も効果的に利用できるため、光熱費の節約に繋がります。電気代が上昇傾向にある昨今において、光熱費を削減できることは大きなメリットです。
ダブルビー工法はリフォームでも新築でも取り入れられる
ダブルビー工法は、新築だけでなく、リフォームでも取り入れられます。
長期優良住宅や住宅エコポイントなどの補助金を利用することも可能です。補助金は条件や時期などが関係してくるため、役所や工務店に問い合わせてみましょう。
リフォームの場合には、既存の壁を撤去し、ダブルビー工法の壁を新たに構築します。壁を撤去する際には、室内の内装工事が必要であり、費用や施工期間がかかるため注意しましょう。
新築の場合は、ダブルビー工法の壁を最初から構築できます。リフォームよりも費用や施工期間を抑えての実現が可能です。ダブルビー工法を取り入れる際は、リフォームか新築かによって費用や施工期間が異なることを把握しておきましょう。
ダブルビー工法のデメリット
ここでは、ダブルビー工法の費用について見ていきましょう。デメリットとして挙げられるのは以下です。
- ダブルビー工法は費用が高い
以下で詳しく解説していきます。
ダブルビー工法は費用が高い
ダブルビー工法は、他の工法よりも費用が高い傾向にあります。費用が高いとされる理由は、一般的に以下の2つです。
- 材料費がかかる
- 施工費がかかる
ダブルビー工法の費用を抑えるには、間柱の長さを短くしたり、断熱材の厚さを薄くするといいでしょう。しかし、断熱性能が下がる可能性があるため注意が必要です。
また、複数の施工会社を比較するのも効果的な方法として挙げられます。予算をうまく考えつつ、ダブルビー工法を取り入れてみましょう。
ダブルビー工法の家を建てるならボールズ建築カンパニー株式会社
項目 | 詳細 |
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会社名 | ボールズ建築カンパニー株式会社 |
住所 | 愛知県小牧市文津1丁目64-2 |
設立年月日 | 2009年1月 |
ボールズ建築カンパニー株式会社は、「こだわりを持たないことへのこだわり。」をコンセプトに、家づくりが大好きな建築士が最初から最後まで寄り添い、標準仕様を持たない家づくりで、住む人のこだわりをカタチにしてくれます。
お客様のライフスタイルや予算に合わせて、最適なプランを提案してくれます。また、施工後のメンテナンスもしっかり対応してくれるため、安心して住み続けられます。
ダブルビー工法の施工事例が豊富で、ホームページから快適に暮らす生活が垣間見えます。ダブルビー工法の家を建てたいと考えている方は、ぜひボールズ建築カンパニー株式会社に相談してみてください。
ボールズ建築カンパニー株式会社は、ダブルビー工法の家をはじめ、さまざまなタイプの家を施工しています。施工事例を参考に、自分らしい家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、ダブルビー工法について詳しく解説しました。ダブルビー工法は室内環境を良い状態に保ちながら、快適な暮らしを実現してくれる魅力的な方法です。
他の工法よりも費用がかかるという点はありますが、メリットの方が大きいため積極的に取り入れてみましょう。結露やカビは、人体にも住まいにも悪影響でしかありません。ダブルビー工法を取り入れることで、安心で安全な住まいを実現しましょう。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。