WB工法の価格相場は？ほかの工法と比べて高い理由を調査！

2023年10月10日2023年11月21日

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「WB工法をすすめられたけど、価格はどのくらい？」
「他の工法より価格が高いのはなぜ？」
「我が家にWB工法は必要？」

マイホームを建てるにあたって、施工会社からWB工法をすすめられたという方も多いと思います。

WB工法とは、正式には通気断熱WB工法といって、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしを実現できる工法です。しかし、従来の工法と違うため、価格が気になるところ。できるだけ予算は抑えたいからと、コストで断念する方もいるかもしれません。

本記事では、WB工法の価格相場はもちろん、従来の工法と比べて価格が高い理由や、WB工法がおすすめな人も解説していますので、参考にしてください。

WB工法の価格相場は？

WB工法の価格相場は4～10万円／坪と言われています。一戸建ての場合、30～40坪が一般的ですので、WB工法にかかるコストは120～400万円です。

価格は坪数に左右されるのはもちろん、地域や施工会社、使用する部材によって変わります。WB工法の家を検討するときには、実際に見積もりをとるときに施工会社へ確認しましょう。あくまで目安として参考にしてください。

WB工法の価格が高い理由

WB工法の価格が、従来の工法と比べて高い理由は以下の2つが挙げられます。

木材を使用する
指定された部材を使用する

それぞれ解説します。

木材を使用する

WB工法の価格が高い理由の1つ目は、木材を使用することです。

住宅には、木材の他に鉄骨や鉄筋コンクリートなどが使用されますが、WB工法は木造住宅に施工される工法です。木材はほかの建材と比べてコストが高い傾向にあるため、価格が高くなりやすい傾向にあります。

指定された部材を使用する

WB工法の価格が高い理由の2つ目は、指定された部材を使用することです。

WB工法はボランタリーチェーンで施工しており、特許を取得した指定の部材を使用する必要があります。そのため一般的な安い部材を使えず、コストがかかります。

WB工法がおすすめなのはどんな人？

WB工法は従来の工法と比べて価格が高いことがわかりましたが、特に以下のような人におすすめしたい工法です。

子供やペットと住む人
健康に過ごしたい人
光熱費を節約したい人

子供やペットと住む人

子供やペットと住む人には、WB工法がおすすめです。WB工法には「家が呼吸する」というコンセプトがあります。

人が「呼吸」するように、家も「呼吸」しながら生きています。
WB HOUSEの「深呼吸したくなる家」は、「空気」づくりを考えてつくられました。
WBは、ダブルブレス。ふたつの呼吸です。
ひとつめの呼吸は、「家の呼吸」です。
気温の変化で反応する形状記憶合金を使った仕組みで、壁の中の空気をコントロール。
夏は、壁の中の空気を流して室内の空気を快適に保ち、
冬は、外の空気を遮断し、気密性と断熱性を上げることで、室内の熱を逃がしにくくします。
もうひとつの呼吸は、「壁面の呼吸」です。
伝統的な土壁が持つ湿気を通す作用を応用し、季節に応じて、家そのものが呼吸する仕組みを開発。
室内の化学物資や臭いを、屋外に排出するしくみです。
WB HOUSE

そのためWB工法には

においがこもらない
一年中快適に過ごせる

という特徴があります。子供やペットのいる生活は、においが気になる場面も多いですが、WB工法の家は呼吸をするようににおいを排出します。

実際にWB工法の家に住む人の口コミを紹介します。

猫ちゃんのにおいやこどものおむつのにおいなどありますが、においがこもらないのでかなり満足しています。
WB HOUSE

また夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を保つため、体温調節がニガテな子供やペットも快適に過ごすことができます。小さな子供やペットと住む人や、これから家族が増える予定の人にも、WB工法の家はおすすめです。

健康に過ごしたい人

健康に過ごしたい人にとっても、WB工法は適しています。

WB工法はシックハウス対策の家として、国土交通大臣も認めている工法です。湿気や有害物質は排出されるため、換気システムがなくても室内のホルムアルデヒド濃度が上昇しないと言われています。

湿度があがりにくいので、カビの抑制にも効果を発揮します。
WB HOUSE

新鮮できれいな空気を保てるWB工法の家なら、シックハウス症候群やアレルギー疾患の悩みから解放され、健康に過ごすことができます。

光熱費を節約したい人

光熱費を節約したい人には、WB工法をおすすめします。

前述したように、WB工法は形状記憶合金を使って、室内の温度や湿度を一定に保ちます。夏は涼しく、冬は暖かいのはもちろん、梅雨の湿気や冬場の乾燥からも守ってくれます。

そのため、エアコンや除湿器、加湿器といった家電を使う必要がなく、光熱費を節約できます。実際にWB工法の家を建てて、光熱費節約だけでなく収入が得られるようになった、という方も。

Y様。以前はアパート暮らしで、毎月の水道光熱費は平均で約2万3,000円かかっていたそうです。
Y様はオール電化にしたことで月々のガス代が0円に。また、新築の家は節水タイプのバスシステムや食器洗い機などを導入するため、水道代も少しだけ安くなります。さらに、夏涼しく冬暖かいWB工法の家にしたため、家は広くなったのに電気代はほとんど変わっていません。水道光熱費として支払う金額は、トータルで1万円近く安くなりました。
さらに！Y様邸では太陽光パネルを5.4kw分載せていたため、売電収入が月々約1万9,000円に。トータルで見ると、実質水道光熱費は0円どころか、収入として約6,000円が入ってきました。年間で見ると、アパート暮らしのときは水道光熱費として年間27万円ほどを払っていたY様。WB工法の家を建てることで、逆に7万円以上の収入が得られるようになりました。つまり、Y様邸は住んでいるだけで年間34万円分の経済効果が生まれる家に。
平松建築（株）

地域や家の間取りなどの条件によって、光熱費がどの程度節約できるかは変わってきますが、家電の使用頻度が減ることで、光熱費の節約につながります。