「ハウスメーカーと設計事務所で建てるマイホームはどう違うの?」
「設計士に依頼するとどんなデザインにできるの?」
「設計士にマイホームを依頼するのはハードルが高そう」
家を建てる時にはハウスメーカーや設計事務所など、どこに依頼したらよいのか悩む方も少なくないでしょう。大手ハウスメーカーはモデルハウスやCMなどで目にする機会が多いですが、設計士に依頼するのはハードルが高いイメージがあります。
マイホームをどこに依頼するかは、コストや家のデザイン、住み心地といったさまざまな条件を考慮して決める必要があります。特にデザインにこだわりたい人は、設計士と建てる家がおすすめです。
本記事では設計士と建てる家のメリット・デメリットや、建てたあとに後悔しないためのポイントを解説します。これからマイホームを検討している方はぜひ参考にしてください。
設計士による施工事例3選
設計士による施工事例を3つ紹介します。今回紹介するのは以下の3つの事例です。
どれも設計士ならではのこだわったデザインとなっていますので、参考にしてください。
ブランコのある家
設計士による施工事例1つ目は、ブランコのある家です。
家の中でも靴のまま気兼ねなく使える土間感覚の玄関ホールの採用、自然素材を使うこと、吹抜けで1.2階がつながる解放感や掘り座卓の採用など、本当にバランスよくまとめてもらえました。
引用元:ボールズ建築カンパニー
室内にブランコがあると、子供はもちろん大人もワクワクします。吹き抜けが明るい光を取り込むことで、解放感もある家となっています。
2階リビングガーデンの家
設計士による施工事例2つ目は、2階リビングガーデンの家です。
夜間でも演奏できる防音対応した音楽スタジオやキャンプのできる天然芝のバルコニー、父母の店舗のデザイン等さすが施主色の家を建てますというだけあって、プロならではの工夫やバランスを盛り込みながら全力で要望を叶えてくれました。
引用元:ボールズ建築カンパニー
リビングガーデンでキャンプ、防音対応の音楽スタジオと、アイディア満載の家。設計士と建てたからこそ、施主の生活に寄り添ったオンリーワンのマイホームが完成しました。
エントランスガレージハウス
設計士による施工事例3つ目は、エントランスガレージハウスです。
ガレージを兼ねた大きな屋根が目を引くこちらの家は、室内にもさまざまな工夫をされています。LDKには吹き抜けを採用。開放的な住まいを実現しています。
設計士と建てる家のメリット
設計士と建てる家のメリットは、以下の3つです。
それぞれ解説します。
こだわったオンリーワンのデザインがかなう
設計士と建てる家のメリット1つ目は、こだわったオンリーワンのデザインがかなうことです。
大手ハウスメーカーでは家の構造や資材など、あらかじめパッケージ化されています。一方で設計士と建てる時には、パッケージ化されたものがないので、設計士と相談してゼロから作り上げることができます。
施主の希望やライフスタイルに応じた、オンリーワンのデザインをかなえられます。
家づくり以外のコストがかからない
設計士と建てる家のメリット2つ目は、家づくり以外のコストがかからないことです。
大手ハウスメーカーではモデルハウス建築費や広告費、人件費といったコストがかかるため、施工費に家づくり以外のコストが上乗せされます。設計士と建てる家には、家づくり以外の諸費用がかからないため、同じ予算であっても家づくりのためにコストをかけることが可能です。
狭小地や変形地にも建てられる
設計士と建てる家のメリット3つ目は、狭小地や変形地にも建てられることです。
都市部では広い土地の確保が難しく、狭小地や変形地にマイホームを建てるケースも多いです。大手ハウスメーカーでは大まかな構造が決まっているセミオーダーのため、敷地条件が悪いと対応が難しい場合があります。
設計士と建てるときには家の構造などを自由に設計できるため、条件が悪い土地であっても、条件を活かしたデザインの家を建てることが可能です。
設計士と建てる家のデメリット
設計士と建てる家にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
3つのデメリットを以下で解説します。
施工期間が長い
設計士と建てる家のデメリット1つ目は、施工期間が長いことです。
施工期間は、大手ハウスメーカーでは最短6ヶ月、工務店は11ヶ月に対し、設計士と建てるときには14~15カ月かかると言われています。
設計士と家を建てるときには、ゼロベースから施主の希望を叶えるためのデザインを設計します。デザイン性が高い分、こだわった資材や特注品を使うことも多く、その分期間が長くかかります。
コストが高くなることがある
設計士と建てる家のデメリット2つ目は、コストが高くなることです。
大手ハウスメーカーでは、設計から建築までを一括して行いますが、設計事務所の場合は設計者と施工者が異なります。そのため設計監理料や設備費が発生します。
また、前述したように設計士と建てる家は施工期間が長くなるため、仮住まいにも費用がかかります。したがって、トータルのコストが高くなることがあります。
ローンが組みにくい
設計士と建てる家のデメリット3つ目は、ローンが組みにくいことです。
住宅ローンは、マンションや建売住宅の購入に最適化された仕組みとなっています。大手ハウスメーカーは住宅ローンのサポートをしていますが、設計事務所は申し込みや融資のタイミングなど、施主自身で行わなければなりません。
設計事務所で注文住宅を建てるにあたって、住宅ローンが組めないということはほぼありませんが、事前に情報収集をして計画的に進める必要があります。
設計士と建てる家で後悔しないためのポイント
マイホームは安い買い物ではないので、気に入らなかったからすぐ買い替えるということはできません。設計士と建てる家で後悔しないためには、以下の2つのポイントを押さえてください。
それぞれ解説します。
メリット・デメリットを理解する
設計士と建てる家で後悔しないための1つ目のポイントは、メリット・デメリットを理解することです。
家を建てるときに何を重視するのかは、家族によって違います。利便性、デザイン性、コストなど、どこを重視するのかを明確にし、メリット・デメリットを理解したうえで設計士に依頼することをおすすめします。
信頼できる設計士に依頼する
設計士と建てる家で後悔しないための2つ目のポイントは、信頼できる設計士に依頼することです。大手ハウスメーカーのパッケージ化された家とは違い、設計士はゼロベースで施主の生活スタイルに合わせた家をデザインします。
初めてマイホームを建てるときに、明確なイメージを持つ人は少ないはず。漠然としたイメージや要望をくみ取って、形にしてくれる設計士を選ぶことが大切です。
複数の設計士を比較して、より信頼できる設計士に依頼することで、後悔しない家づくりができます。
尾張でおすすめの注文住宅会社3選
最後に、尾張でおすすめの注文住宅会社を紹介します。今回紹介するのは以下の3社です。
家づくりで後悔しないためにも、それぞれの会社の特徴を理解するための参考にしてください。
ボールズ建築カンパニー
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | ボールズ建築カンパニー株式会社 |
住所 | 愛知県小牧市文津1丁目64-2 |
設立年月日 | 2009年1月 |
1つ目におすすめの会社は、ボールズ建築カンパニーです。ボールズ建築カンパニーは2009年に設立された会社で、愛知県小牧市を中心とした尾張エリアで家づくりに取り組んでいます。
『こだわりを持たないことへのこだわり』『家づくりは、幸せづくり』をコンセプトに、顧客の理想を細部までかなえた住まいを提供します。家づくりが大好きなプロの設計士が、初回の打ち合わせから引き渡しまで一貫して担当します。
定期的なアフターサポートも行っており、マイホームを建てたあとも安心です。
住友林業
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 住友林業株式会社 |
住所 | 東京都千代田区大手町1丁目3番2号 |
設立年月日 | 1691年創業 |
公式サイト | https://sfc.jp/ie/ |
2つ目におすすめの会社は、住友林業です。住友林業は300年以上の歴史を誇る大手ハウスメーカーで、全国で家づくりに取り組んでいます。
設立以来、約34万棟の実績を生かし、独自開発の『BF構法』を採用しています。BF構法では耐震性能や断熱性能、耐久性能、耐火性能の4つの性能を高めることができます。
設計段階ではイメージしにくい外観やインテリア、日当たりなど、3DCGを使って確認することができ、設計満足度は97.9%となっています。
三昭堂
項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社三昭堂 |
住所 | 愛知県一宮市あずら3-9-23 |
設立年月日 | 1928年3月 |
公式サイト | https://www.sansyodo.jp/ |
3つ目におすすめの会社は、三昭堂です。三昭堂は90年を超える歴史を持ち、愛知や岐阜、三重で家づくりに取り組んでいます。
90年以上、地域密着のサービスを展開しており、協力会社とのつながりをいかしながら高品質かつ低価格の住まいを提供しています。
無料の会員制クラブやイベントも開催しており、マイホームを建てたあとも長く付き合っていける会社です。
まとめ
本記事では設計事務所で設計士と建てる家の施工事例やメリット・デメリット、後悔しないためのポイントを解説しました。
設計士と建てる家のメリットは以下の3つです。
- こだわったオンリーワンのデザインがかなう
- 家づくり以外のコストがかからない
- 狭小地や変形地にも建てられる
一方でデメリットは以下の3つです。
- 施工期間が長い
- コストが高くなることがある
- ローンが組みにくい
また後悔しないためのポイントは
- メリット・デメリットを理解する
- 信頼できる設計士に依頼する
の2つでした。設計士と建てる家は、施主の希望に合わせたオンリーワンのデザインが一番の特徴といえます。家づくりで後悔しないために、ぜひ本記事を参考にしてください。
本記事があなたのお役に立てますと幸いです。